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とうとう来る時が来た…?    親不孝息子が綴る介護日記


by 1po2ho3bo
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いよいよか...

一昨日、母は個室に移ることになった。。。


2月3日に入院して2ヶ月が経とうとしている。

今では話すことはほとんどできないが、意思表示はできている。


しかし、

意識がはっきりしている時間も徐々に短くなってきている。


看護師からも、

「お母様が分かる内に会わせておきたい方に連絡をしておいてください」

と、話しがあった。


日々、衰弱して行く母ではあるが、

苦痛の表情もなく穏やかに過ごしている。。。
# by 1po2ho3bo | 2010-04-01 11:12 | 介護

お話しがあります

母を担当してくれている看護師から声がかかった。


「先日、主治医の方から連絡が行ったと思いますが…」


その看護師は、そう切り出した。


僕は、、、

「現状報告と、今後の治療方針について話がありましたが…」

「何をどのように判断すればよいのか…?」とお答えした。


その看護師は、、、

「電話での医師とのやり取りを聞いてまして、酷な選択と感じました」


その一言が、乾いた僕の心には一滴の恵みに感じられた。



医師には医師として、

何の治療らしい治療もしないままいることがもどかしいのかも知れない。

しかし、医療の力で生きながらえることを母は望んでいるのだろうか。。。


母にほんの些細で僅かな望みがあるのならば、

そのことこそ一番優先しなければならない筈。


嫌な思いをしてまで美味しくない栄養剤を飲むのなら、

好きなものを美味しいと思って口にしてもらいたい。


そう思った。


その看護師は、、、

母の身、身内の身になって看護にあたってくれていると感じた。


最後に、

看護師に聞いてみた。


「こんな母の状態で治療行為もないのにこの病院に居れますか?」 と。

看護師は、、、

「もし医師が転院の話をしたとしても、私達が守りますから」

きっと母も、そんな看護を受けられて喜んでいると思う。

僕も心が熱くなった。
# by 1po2ho3bo | 2010-03-26 22:29 | 介護

どうしますか...

医師から、

そう言われて困った...


2日前に主治医から電話があった時のこと。


その内容は…

点滴によるリスクが増してきた、、、

経口摂取もほとんどできない状態です...

今後のことを良くお考えください...と。


何をどう考えればよいのか。。。

返答しようのない質問に困惑した。


毎日、見舞いに行っていて母の状態は見ている。

日増しに痩せこけて、浮腫みも増してきているが、

特に苦痛の表情はない。

話すこともできなくなった母だが、

意識がはっきりとしている時は頷いたり首を振ったりして意思表示をしてくれる。


そんな母に問いかけることはできないが、

医療に頼った延命ではなく、

母の一日一日を大切にしてあげたい。

そう思って答えを出している。
# by 1po2ho3bo | 2010-03-26 21:53 | 介護

アリセプト

認知症と診断された父が服用していた薬がアリセプト

以前の記事にも投稿したが、

4ヶ月ほど服用したが感じられる効果はなかった。


息子の独断でこの薬を絶ったのだが、、、

穏やかに入院生活を送っている父を見ていると

その判断も間違えではなかったように思える。


最近では、

ここ数年、見たことのない笑みで面会に行く息子を迎え入れてくれる。
# by 1po2ho3bo | 2010-03-24 08:57 | 介護

日課

血管がもろくなった母は点滴を中止し、

栄養剤の経口摂取に切り替えた。


医師からは点滴の継続は副作用が大きいと...


細々と自力で生命の維持をしている母に

見舞い以外に何もしてあげられないが、

それもやむなし。。。


一時は、

母との距離をおきたいと感じていたのに、、、

見舞いが毎日の日課となっている。。。
# by 1po2ho3bo | 2010-03-23 11:49 | 介護